あなたは「無財の七施」という言葉をご存知でしょうか。
なかなか興味深い内容だと思ったので私のメルマガでご紹介したところ、大変好評でした。
私は先日初めて知ったのですが、これは仏教の教えであり、財産がなくてもできる人や社会への貢献について示したものです。
「無財の七施」
1.眼施(げんせ)
「やさしい眼差しで人に接する」
2.和顔悦色施(わげんえつじきせ)
「にこやかな笑顔で接する」
3.言辞施(ごんじせ)
「やさしい言葉遣いをする」
4.身施(しんせ)
「自分の身体でできることで奉仕する」
5.心施(しんせ)
「人のために心を配る」
6.床座施(しょうざせ)
「席や立場を人に譲る」
7.房舎施(ぼうじゃせ)
「宿や休息場所を提供する」
いかがでしょうか。
なかなかいい考え方ですよね。
この内容をメルマガでご紹介したところ、たくさんのコメントをいただきました。
一部、ご紹介させていただきます。
「無財の七施」、教えて頂きありがとうございました。
この歳になって、5・6のほんの少し以外、全く出来ていないことに人間としての未熟さを思い知らされた気がして恥ずかしくなりました。
先ずは今日一日一施を心がけてみます。
写メして保存し時折見返したいと思います。
(喜び稼ぎメールのOさんのコメントより)
優しい眼差しや、にこやかな笑顔だったらきっと誰にだってできますよね。
一日一善ではありませんが、日常生活の中で、この「無財の七施」の中の一つから真心を込めてできたら素晴らしいことです。
そうすれば、周りの人たちとも自然に仲良くすることができるでしょうし、自分自身の心も安らぎ、お互い幸せに過ごすことができますよね。
振り返ってみると、私なりにではありますが、普段から一部はやっている気がします。
まだまだ足りないとは思いますが、より意識してやっていきたいと思います。
あなたはどう思われましたか。