前回、お客様のニーズを掘り下げ、その課題や悩みを解消するところから、商品・サービスの設定をする必要があるとお伝えしました。
もちろん、課題や悩みの解消でなく、期待や要望に対応することでもいいと思います。
そして、その商品・サービスの設定を行った後にしなければいけない重要なこと。
そうです。
市場性の検証になりますよね。
つまり競業の調査です。
私がお勧めするのは以下のような方法です。
自分が設定した商品・サービスに近いものを提供しているライバルをサイトなどで調査し、有力なところをいくつか上げていきます。
できれば20社位上げてみましょう。
そして、そのライバルの商品やサービスを見て、弱みだと思われるところをいくつか書き出していきます。
例えば、価格が高いとか、サイトの字が小さいとか、説明がわかりにくいとか。
その上で、自分だったらこうやって解決するということを横に書きます。
また同じように、そのライバルの強みを書き出してみます。
商品の機能が素晴らしいとか、デザインが良いとか、画像の印象がいいとか。
その上で、自分としての対抗策を書いていきます。
結果として、相当数の打つ手が見えてきます。
それを自分の商品・サービスに反映していきます。
反映できなくても、打ち出し方を変えるなどの手法も見えてきます。
ここまでくれば、かなり自信のある商品・サービスになっているはずです。
いかがでしょうか。
あなたのビジネスでもぜひ、応用してみてください。
こんなことは、ある意味当たり前のことですよね。
顧客のニーズを徹底的にリサーチし、競業状況についてもリサーチを重ね、対抗策を練っていく。
しかし、意外にこれができていないことが多いのです。
私は、多くの企業の商品・サービスについて営業促進のお手伝いをする中で、これらについて検証する機会も多いのですが、こういった基本的なところができていないことが多くあります。
まずは基本からですね。