前回、お客様のニーズをとことんリサーチすることが重要だという話をお伝えしました。
これも本来は当たり前のことですが、実際にどこまでやれているでしょうか?
また、お客様の気持ちをリサーチするといっても、やり方によっては相当な手間ひまがかかります。
そんなリサーチ方法の一つが、ネット上の相談コーナーを利用する方法です。
皆さんもご存知だと思いますが、教えてgooとか、教えてYahoo!とか、いろいろ困ったことや相談を、ネット上で無料で相談できるコーナーがあります。
しかもいろいろな分野ごとに分類されています。
本当に便利な機能ですよね。
この質問の集合体は、ある意味、その分野での悩みやニーズの集大成とも言えます。
そこで、あなたのビジネスに近い分野の質問の部分だけをざっと抽出してみます。
なるべく多い方が良いので、できれば数百件を一覧にしてみます。
そして、その悩みや相談について、今度は自分なりに分類してみます。
この作業が極めて重要です。
大きな束の情報自体はネット上にたくさん存在していますが、それを自分なりにまとめて分類することで大きな意味を持ってきます。
その分類をまとめて整理していくと、いくつかのテーマが見えてきます。
それを多い順にランキングしてみます。
上位の3位から5位程度の項目が、全体のかなりの割合を占めることが多いと言われます。
これらのお客様の課題や悩みについて、どうやって解消していくかを考えることで、初めて有効な商品設計につながります。
このように抽出した課題や悩みを解消するような商品・サービスをいくつか設定することから商品・サービス設計をしてみます。
かなり具体的になってきました。
そして、このお客様のニーズからの商品を設計したのち、もう一つ重要な作業があります。
それは何だと思いますか?
また、次回にお伝えしますね。