あなたは日常的に名刺交換した名刺をどのように活用されていますか。
ほとんどの方がそのまま名刺フォルダーに入れて、なにかのときに探すといった使い方をされている気がします。
活用されているという方は、連絡先管理ソフトやアプリを使って入力しているかもしれません。
しかし、そのまま特に活用されていないのではないでしょうか。
この名刺は活用次第で有効に機能します。
そこで今日は私の名刺活用法というか、メールを使った情報発信についてその一部をお伝えしたいと思います。
それほど画期的なやり方ではありませんが、よかったら参考にしてみてください。
基本的な流れですが、私は名刺交換をした名刺情報は翌日の朝にはクラウドの連絡先にすべて入力しています。
使っているのは一般的な連絡先管理ソフトです。
最近は名刺をスキャンしたり、カメラで撮影するだけで名刺情報を取り込んでくれるアプリも増えました。
私もいくつか試していますが、スピード感やその後のデータ移行などを考えると今のところ、このやり方がしっくりきています。
ちなみにこの連絡先情報はPCでもスマホでも内容の確認、修正ができるようになっています。
そして、入力と同時に昨日のお礼とご挨拶をお送りするようにしています。
そこには弊社の簡単な自己紹介と毎日お送りしている、メールマガジンへの案内などを記載しています。
お礼メールの内容はある程度、雛形にして効率を上げています。
このお礼メールの狙いは3つあります。
まずはお会いしてすぐなので、先方が覚えている間にお送りすることでこちらの印象を持っていただくことです。
2つ目はメールアドレスの確認。
名刺情報ではアドレスがわかりにくいケースがあり、数10件に1件程度、入力が間違ってメールが未達になることがあります。
その確認ができます。
3つ目はこのメールマガジンへの登録促進です。
メールマガジンへの登録を増やすことは想像以上に難しいものですが、このタイミングだと何割かの方に登録していただけます。
メールマガジンを登録された方には、私の生い立ちから始まるメールが送られ、その後、私からのメールマガジンをお読みいただくことになります。
このメルマガをお読みいただいている方からはいろいろなコメントをいただいたり、私の業務や情報に興味をお持ちいただくことも多くて、その後、ご連絡をいただき仕事につながることもよくあります。
こういったお声をかけていただくことは本当に嬉しいことです。
そして、メールマガジンに登録されなかった方に対しても、定期的に近況報告メールをお送りさせていただいています。
そのときには一方的にならないようにプレゼント企画などをさせていただき、なるべく連絡をしてもらいやすい流れを工夫しています。
ちなみに定期的な近況報告メールはこれまではお正月とお盆の時期にお送りしていましたが、今年からは月に一回のペースでお送りしています。
月に一回だとちょっとうるさいと思われるかもしれませんが、試験的にスタートしています。
なにごともやってみることですよね。
このように私は名刺交換した情報を主にメール情報の発信のために活用しています。
手間がかかりそうとか、面倒くさそうと思われるかもしれませんが、これも習慣化することで案外苦にならなくなりますし、なんと言ってもその後のネットワーク作りに有効ですし、仕事につながる可能性も高くなります。
ぜひ、一部でも参考にしていただき、名刺情報を活用してネットワーク作りに役立ててくださいね。