先日、渋谷を通りかかったら、サイレンが突然鳴り始め、複数のパトーカーが集まってきました。
なんだろうと見ていると、来るわ来るわ、多分20台位の警察車両が大集結。
普通のパトーカーから覆面パトカー。ワゴン車、何かの処理班の車等々。
そして、いわゆる規制線が貼られ、物々しい雰囲気に。
道路も一部封鎖され、大混乱状態になりました。
どうやらみずほ銀行渋谷支店で事件が起きたようです。
複数の警察官が銀行に入っていきます。
逆にビルにいた人が慌てて道路に飛び出してきています。
爆発物処理班のような方も登場し、銀行内に入ります。
爆弾?
あとで報道を見ると、外国人がバッグを銀行内に置きざりにし、質問した銀行員にあれは爆弾だと叫んだとか。
それで、さっきのような騒ぎになったようです。
結局、バッグの中身は普通の衣類やゲームだけだったとのことで、一件落着でした。
この話には続きがあります。
写真を数枚取って、次のアポイントに向かっていたのですが、見知らぬ方から携帯に連絡が。
電話に出ると、あるテレビ局の記者の方でした。
あなたが投稿した事件の写真を使いたいと。
実は現場を撮影した数枚の写真をSNSに投稿していたんです。
それをテレビ局の方が見つけて、連絡を頂いたというわけです。
いや、ネットで拡散する威力ってやはりすごいですね。
そして、マスコミの方の情報収集力にも感心しました。
確かに最近のニュースを見ていると、一般の方が撮った写真や動画がバシバシ使われていますよね。
ビジネスでもネットを上手く活用することが重要だと改めて気付かされた事件でした。
やはり、事件は現場で起きています!
【文:不動産業界活用マガジン編集長 加納幸典】