マーケティング情報

交渉ごとは競業とタイミング

我が家の一部は電動キックボードのステーションとして貸し出しています。

元々は駐車場のスペースだったのですが、自家用車を売却したことで空いたスペースの一部を使ってもらっています。

最初はある電動キックボードの会社が貸してもらえませんかと営業に来たことがきっかけでした。

自分たちの自転車を置きづらくなったり、知らない人が自宅敷地に入ることに多少の抵抗もありましたが、面白いこと好きとしてはやっておきたいと思って貸すことにしました。

しかし、最初に貸した会社が電動キックボードの規制強化に対応できず撤退することなってしまいました。

ちょうどそのタイミングで別の会社から借りたいとの申し出があったので切り替えることにしました。

しかし、借りてもらう条件は少しですが悪くなってしまいました。

利用頻度は当初とても高かったのですが、その後、周辺にステーションが増えてきて、利用頻度は少なくなってきていました。

我が家の自転車が増えてきたこともあり、そろそろ解約を検討しようとしたところ、別の新興の電動キックボードの会社から良い条件での提案がありました。

そこで切り替えを前提に今の会社に解約を申し入れしたのですが、今の会社からいろいろとアプローチがきて別の会社への切り替えを阻止するためだと思われますが、ちょっと目を疑うほどの条件が提示されました。

今までの金額は何だったのかと思いますが、競業の状況が引き出した条件となりました。

しかも別の会社からの条件をあえて伝えなかったことで、今の会社の最高条件を引き出せたのかもしれません。

ということで結果として現状の契約を条件変更して継続することになりました。

積極的に交渉するつもりはなかったのですが、結果として良い条件にすることができました。

交渉ごとは競合とタイミングが大きいことを改めて実感しています。