最近、マーケティングに興味があるというご意見をよくいただきます。
以前、私がマーケティングコーチの話をメールマガジンやブログでお伝えしたからだと思います。
私は、一般社団法人日本マーケティングコーチ協会の0期生として認定を受けています。
この協会は、コーチングのプロでもあり、マーケティングのプロでもある、北野哲正さんと井口晃さんという方が理事をされています。
マーケティングのプロに師事しているというのが、一般的なコーチングスクールとは趣が違います。
コーチングスキル自体はもちろんですが、
マーケティングについてもかなり叩き込まれています。
以前も少し触れましたが、
マーケティングと一口にいっても大変奥が深く、また、範囲もかなり広くなります。
いろいろビジネスを展開されている皆さんにとっても、マーケティングは日々、関心があるところでしょうし、興味もあると思いますので、今後、ご紹介できる情報を積極的にお伝えしていきたいと思います。
ぜひ、一緒にマーケティングについて考えていきましょう。
まずは、『USP』のことから考えていきたいと思います。
マーケティングを少し勉強された方はご存知だと思いますが、
USPとは、ユニーク・セリング・プロポジションの頭文字をとったものです。
マーケティング用語はすぐに横文字が出てきて、
抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、
USPは良く使われるので、これだけは覚えておいてもいいと思います。
USPを無理矢理訳すと
「他には無い、独自の売りの提案」となるでしょうか。
どんなビジネスもこの構築が大変重要になります。
逆に強いUSPが設定できれば、
そのビジネスは半分成功したといわれるほど、強力な意味を持ちます。
普段、この点をあまり意識していないかもしれませんが、
常に振り返り、ブラッシュアップしていく必要があります。
もう少し、USPを掘り下げてみましょう。
「他には無い、独自の売りの提案」です。
では、「他」とは何でしょうか?
当然、競合、ライバルのことですよね。
「独自の売り」とは?
ライバルが持っていないもの、
競合に対して優位性があるもの、
優位性を持てるチャンスがあるもの
であり、
あなたのビジネスの強みやスキルにになります。
そして「提案」は?
上記のことをメッセージ化し、
あらゆる機会、媒体で発信していくことになります。
さて、皆さんの会社やビジネスのUSPは何でしょうか?
他社にはない、独自の売りはちゃんとありますか?
そして、それをきちんと言語化し表現していますか?
意外に多くの会社やビジネスにおいて、
これが明確になっていないことが多いのです。
ぜひ、この機会に考えてみてください。
さらに、このUSPを考える上で、
整理しておかなくてはいけないものがあります。
それを先に言ってよという声が聞こえそうですが、
この話は、また次回にしたいと思います。