老舗企業にもし興味がある方はこの本が参考になります。
【京都老舗経営に学ぶ、企業継続の秘訣】
(塩見哲著 清文社)
塩見さんは、不動産業界やFP業界では相当に著名な方ですが、42年間に渡り企業向けの戦略的コンサルティングをされ、老舗企業についての造詣が深いことでも知られています。
現在、老舗企業のエッセンスを多くの方に伝えていきたいとのことで全国で講演活動をされています。
今後、弊社も一緒にコラボしていく予定です。
カスタマーレビュー
最近の企業不祥事を見るにつけ、その理由の一つが欧米型を模範とした行き過ぎた成果主義や効率重視の経営があったのではないかと私は考えています。
そんな中で世界で200年以上の老舗企業のなんと56%が日本企業であること。
つまり本当の意味で企業を継続させるために必要な要素が日本の老舗企業の中にあるということが言えます。
この日本型経営というか、老舗企業の企業継続の仕組み中に優れた部分があるのではないかとその理由をいろいろと探る中で、今回、この本に出会いましたが、まさに私が探していた答えの一つがここにありました。
200年ということは当然、創業時の社長はもちろん社員は誰も残っていません。
しかし、その会社の理念や思いを確実に継承していくためのヒントがたくさんありました。
事業承継を考えている経営者はもちろん、全ての経営者に読んでいただきたい一冊だと言えます。