7月からある会社のコンサルティングをさせていただいている。
経営というか、会社全体を活性化、元気になってもらうためのコンサルである。
これまでの自分の経験や知識から一つずつ手作りで提案をしている。
いろいろなコンサルティング会社の知人とも話したのだが、コンサルにはいろいろなノウハウやパターンはあるが、最終的にはその企業固有の課題や今の状態に合わせてカスタマイズをしていくしかない。
前の会社にいたときにいろいろな会社から様々な提案を受けた。
いろんな意味でとても役立っている。
こちらのニーズにぴったりの提案が来たときは、これこれ、これだよと嬉しくなり、より深い議論になる。
逆に、こちらの状況の理解が低く、自社の宣伝アピールばかりだとがっかりしてしまうし、聞いている時間がもったいない。
結局、当たり前のことだけど一番大事なのは、先方の本当のニーズやその裏にある原因、課題を把握、抽出し、今すべき解決策を的確に提案することだと思う。
また、その伝え方にも工夫が必要だ。
先方の発言したことや客観的な事実をきちんと確認しながら、わかりやすくまとめていく。
先方の現在の状況に合わせていくつかの選択肢を用意しながら今後の方向性を協議する。
「うーん、よくまとまっていますね」
「なるほど、こんな方法があるのか」
「この方向でいきましょう!」
そう言ってもらえるときがなによりの喜びである。
もちろん最終的な効果をあげることが前提であるが。