あっという間に3月になりました。
どんな2月だったでしょうか。
私にとっては2月はとても早く感じました。
2月は日数が少ないこともありますが、新しい仕事でバタバタしていたり、息子の受験や合格発表などいろいろあったことで、時間経過を感じる暇がなかったことが原因かもしれません。
ちなみに年齢を重ねるほど時間の経過は早く感じるそうです。
その主な理由は「ジャネーの法則」と呼ばれる心理学的な現象に起因していると言われています。
この法則は、年齢が上がるにつれて、人生における1年の相対的な長さが小さくなるため、体感として1年が短く感じられるというものです。
例えば、5歳の子供にとっての1年は、その子の人生の20%に相当しますが、50歳の人にとっては2%に過ぎません。
このように、年齢が上がるにつれて、1年の比率が小さくなるため、時間が早く過ぎ去るように感じるというものです。

何度も同じような1年という経験を繰り返すことが影響しているし、さらに日常生活がルーチン化することで新しい経験が減少することも原因です。
新しい体験や刺激が多いと、時間が長く感じられる傾向がありますが、逆に同じことの繰り返しが多いと、時間が短く感じられることがあります。
さらに、脳の活動量が年齢とともに減少することも、時間の感じ方に影響を与えているのかもしれません。
若い頃は脳が多くの情報を処理し、記憶に残る出来事が多いため、時間が長く感じられますが、年齢を重ねるとその活動が減少し、時間が早く過ぎるように感じます。
また、感情の強さも時間の感じ方に影響を与えます。

強い感情を伴う出来事は記憶に残りやすく、そのため時間が長く感じられることがあります。
逆に、感情が薄い日常の出来事は記憶に残りにくく、時間が早く過ぎたように感じることがあります。
そう考えると、積極的に新しい経験をし、脳に刺激を与え、感動することが同じ時間を有効に過ごすことになります。

これってまさに老化や認知症を抑えることと同じことですよね。
どんどん新しいことにチャンレジしていきましょう。
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