先日、不動産コンサルをさせていただいたマンションは築50年でした。
そして今回ご相談を頂いているのは築45年のビルとなります。
今後こういった築年の古い物件の不動産コンサルが増えてきそうです。
築年が経過することで建物が劣化しますし、エリア状況が変化することで利用用途を変更する必要が出てきます。
さらに所有者の相続等が発生するなど所有関係にも変化が出てきます。
地方や郊外など条件の悪い物件は購入はもとより利用ニーズも低下してきています。
その一方で都心など利便性の高い物件は購入や利用ニーズが加熱しています。
単純売却の場合は基本的に金額水準がポイントになりますが、建替え等を検討する場合は短期的な視点だけでなく中長期的な市場予測や様々なリスク検討が必要となってきます。
またエリアや周辺の利用状況によっては隣地を購入したり隣地との共同事業なども選択肢となってきます。
いずれにしても所有者が今後この不動産をどうしていきたいかをヒヤリングした上で様々な選択肢を検討しそれぞれのメリット、デメリットを交えて提案していくことになりますね。
より良い提案ができるように頑張ります。