先日、池上彰さんの講演会をスタッフとして対応してきました。
講演会には300人の方にご参加いただき大変な盛り上がりでした。
私の知り合いもメルマガなどを見ていただき、わざわざ講演会に足を運んでくれました。
講演会は時節柄、イスラエルとパレスチナの過去からのしがらみやその成り立ちについて、池上さんらしくわかりやすく噛み砕いて解説をしていただきました。
それぞれ複雑な事情があり、簡単ではなく表面上だけで判断できないことを改めて理解することができました。
池上さんは様々な宗教についても造詣が深くそのあたりも丁寧に解説していただきました。
ちなみにいろいろな国を実際に訪問され、これまでに訪れた国はなんと88カ国になるそうです。
つい数日前にもお忙しい中、中東方面を回って来られたとのこと。
その行動力には頭が下がります。
知識だけでなく、実際に経験を踏まえて解説されているから、よりわかりやすい内容になるんですね。
さらに読書も大好きだそうで、一時期はなんと年間300冊の本を読まれていたそうです。
最近は大学の講義や執筆で忙しく、なかなか読めないとのことですが、それでも年間60冊は読まれているとのこと。
講演会のあと、池上さんと大学生を交えたパネルディスカッションを開催しました。
参加した4名の大学生はそれぞれカラーが違ったのですが、みなさんしっかりとした意見をもっていました。
その学生さんたちへ池上さんから愛のあるダメ出しやアドバアイスもあり、とてもアットホームな感じが会場を包み、とても良いディスカッションになったと思います。
その後、講演会に参加いただいた方から早速いくつかコメントをいただきました。
スタッフとしてのお役目お疲れ様でした。
池上さんの豊富な知識には舌を巻きました。
特に、ユダヤ教徒、キリスト教の複雑な関係は、長い歴史の中で出来上がってきたものであり、日本人にはなかなか理解し難い内容ですね。
その複雑な内容をわかりやすくお話しいただき、大変ためになりました。
素晴らしい講演会を企画していただき、ありがとうございました。
Hさん、講演会にご参加いただき、またコメントをありがとうございました。
講演のテーマは池上さんにお任せだったので戦争や宗教という重いテーマで始まった時は皆さんの反応がちょっと心配でした。
しかし、池上さんらしく丁寧でわかりやすい話し方や内容だったため、最終的には他の皆さんにも好評だったようです。
中には積極的にメモをされていた方もいてとても印象的でした。
ちなみに池上さんはこういった講演会はあまり受けていないそうです。
しかし、今回は法人会の会員さんや日頃、協力いただいている会社さんなどからのご縁が繋がり、引き受けていただきました。
最終的に決め手となったのは村松真貴子さんと繋がったことです。
村松さんは元NHKキャスターであり、現在はフリーアナウンサーや講演活動などをされている方です。
村松さんは当時、池上さんがNHK時代に一緒に仕事をされていたこともあり、今回の講演を実現することができました。
さらに講演会ではその村松さんに司会をお願いしたのですが、その司会ぶりはさすがにプロらしく素晴らしかったです。
最初から場を和やかにしていましたし、パネルディスカッションではパネラーの意見をうまく引き出していました。
当初、登壇者を紹介して進行するだけの司会を私がする案も出ていたのですが、プロにお任せしたことで全体の満足度が格段に上がったと思います。
今後は村松さんのようなプロを見習って、もっとトーク力や対応力を磨きたいです。
またラッキーなことに講演会後、事務局として池上さんや村松さんを囲む食事会に参加させていただきました。
その席でも池上さんはテレビの通り、とてもフランクな方でした。
そして普段は聞けないような裏話もいろいろと伺うことができました。
スタッフとしてはいくつかトラブルがあり、バタバタした部分もありましたが、とても刺激になった講演会でした。
ご支援いただいた皆さん、講演会にご参加いただいた皆さん、そして池上彰さん、村松真貴子さん、ありがとうございました。