今回は、こんなメッセージからご紹介させていただきます。
「どこかまだ足りないところがある」
「まだまだ道があるはずだ」
と考え続ける人の日々は輝いている。(松下幸之助:パナソニック創業者)
輝いているという表現が私は好きです。
成功するとかよりも輝いていることの方が大事かもしれません。
そう言えば、先日こんな話しを聞きました。
我々には、いつのまにか洗脳されている考え方があるそうです。
その一つが、成功=幸福という考え方です。
確かに我々は成功することが幸せだとなにかにつけ教えられて来た気がしますし、成功を目指すことが大切だと言われてきた気がします。
一説にはこれはモノを売るために、経済を回すために洗脳しているとも言われています。
そもそも成功の定義自体が曖昧ですよね。
何をもって成功というのでしょうか。
お金持ちになることなのか。
高級なものに囲まれて美味しいものをたくさん食べることなのか。
あるいは何かを達成することなのか。
仮に何かを達成することが成功だとしましょう。
何かを夢見て、それが実現することはとても素晴らしいことですし、達成した瞬間は幸福感に満たされます。
しかし、それだけで人生が幸せになるわけではありません。
むしろ、実現してからどうするのか。
人によってはまた次の夢を目指すかもしれませんし、夢が叶ったことで空虚感に襲われるかもしれません。
そう考えると成功することが幸せとは言えない気がしてきます。
それよりも何かを目指してワクワクしたり、挫折してもまた挑戦していること自体が幸せな状態かもしれません。
あるいは挫折して諦めたけれど、周りの人が声をかけてくれたり、新しい出会いがあり、ホッとしたり、安心できたりすることも幸せを感じることかもしれません。
親鸞もこんなことを言っているそうです。
欲を満たすことが幸せだと勘違いしていると。
幸せにはいろいろな考え方があっていいと私は思います。
そして私はこうも思います。
幸せは見つけるものではなく、気づくものである。
あなたはどう思われますか。
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