私は日経新聞朝刊に掲載されている「私の履歴書」というコーナーが結構好きでずっと愛読しています。
各界の著名人がご自身の人生や経験について1ヶ月間かけて紹介するコーナーです。
5月の書き手は漫画家の里中満智子さん。
私はあまり彼女の漫画を記憶していませんが、名前はもちろんよく聞いています。
先日の内容を一部ご紹介します。
「アリエスの乙女たち」に限らないが、今でも、仕事などでお会いした中高年の男性に
「若い頃読みましたよ」
とおっしゃっていただくことがある。
「死のうと思っていたとき、
この漫画に出合って思いとどまりました。
ありがとう」
と、連載から数十年たってからお手紙をくださる方もいる。
連載中は、ヒットするかどうかなど、思い悩むことも多い。
けれど、たった一人でも、漫画から生きる力を得る読者がいてくれるなら、どんな苦労も報われる。
彼女は子供の頃から漫画が書きたくて努力してその夢を実現していきますが、その結果として彼女が書いた漫画が読む人に生きる力を与えるなんて本当に素晴らしいことですよね。
その足元にも及びませんが、私もこういった発信を通じて、誰かのやる気や頑張りにつながったり、充実した人生になるために何か役に立てたらこんなに嬉しいことはありません。
里中さんの言葉がそんな気持ちに改めて気づかせてくれました。
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