先日、不動産デベロッパーである株式会社コスモスイニシアの現役社員と退職社員(OB)の集いが開催されました。
これはコスモスイニシアが企画したもので、今回の目的は会社として仕込を加速させるための情報ルートを太くすることです。
不動産業界の中で様々な活躍をしているコスモスイニシアのOBを集めて、コスモスイニシアが欲しい仕込情報を紹介してくださいとの主旨でした。
OBとのつながりが切れるどころか、むしろ退職してからの方が強くなるコスモスイニシアならではの企画と言えそうです。
当日は懐かしい顔ぶれがかなり揃っており、総勢150人近くが集まっていました。
現役世代からは、コスモスイニシアの高木社長や関連会社であるコスモスモアの緒方社長、さらに、大和ライフネクストの渡辺社長がゲストを出迎え、大変華やかな場になっていました。
またOB世代では、重田元社長から米津元取締役といった大御所から若い世代まで集まっていました。
ちなみに、コスモスイニシアではマンション用地はもちろんのこと、戸建用地、ホテル用地、既存の収益一棟物件、中古マンションの一部屋から賃貸におけるサブリース案件までどんどん仕込んでいます。
なかなか単純な開発用の土地が仕込めていない中、ホテル用地や既存物件の仕込が順調との報告がありました。
不動産全体の市況感からすると、やや危険ゾーンに入っている気配があります。
しかし、デベロップをメインで展開している不動産会社はこうやって買い続けていくしかありません。
バブル時、リーマンショック前のように高値で購入するといったことがないように、より知恵と汗を使ってコスモスイニシアならではの付加価値を創造して欲しいと思います。
(文=不動産業界活用マガジン編集長 加納幸典)