前回、USPについてご紹介しました。
USPとは、「他には無い、独自の売りの提案」でしたね。
皆さんのビジネスのUSPも少し考えてみましたか?
意外と難しいですよね。
他社と同じような商品を扱っていることも多いでしょうし、独自の商品を開発してもすぐに真似されてしまうし。
また、強みを明確にしたメッセージについても、一言で伝えることは結構、大変です。
でも、独自の商品・サービス、そしてわかりやすいメッセージは本当に重要です。
常にそれを意識してみてください。
そして、前回、このUSPの前に、もっと重要なことがあるとお伝えしました。
それは何でしょうか?
ポジショニングです。
つまり、そのビジネスのポジション。
位置付けといってもいいでしょうか。
誰に対して、
何を、
どのように、
ビジネスをするのかということです。
対象は誰で、どんな領域で、どんな打ち出しをしていくのか。
これを決めないことには、USPを決めることはできません。
誰に対して、あるいはどんな領域かを考える際にもいろいろな定義付けがあります。
例えば、年齢、性別、地域、業種、業界といった、定量的なセグメントで考えることもできます。
あるいは、環境に関心がある方を対象とか、シンプルなライフスタイルを求めている方といった、感性的な分類やライフスタイルで考えるケースもあるでしょう。
どんなサービスを提供するかについても、例えば、コーチングスキルを提供していくとか、相続対策に有効な商品、サービスを提供していくなど、いろいろな分野が考えられます。
いずれにしても、
対象者を明確にし、どの領域で、どんな商品、サービスを提供するかを明確にできれば、それがすなわち、USP、つまり、「他に無い、独自の売りの提案」を考える上での前提になります。
ポジショニングとUSPは表裏一体とも言えますね。
この辺りを整理して、ビジネスを展開していきたい方はぜひ、お気軽にご相談ください。
一緒に整理して、明確にしていきましょう。