あれこれ・よもやま

誕生日になると思い出すこと。

2020年4月30日。

私の誕生日にたくさんの方からメッセージをいただきました。

新型コロナウイルスが広がり、日本では緊急事態宣言が出ている時期にも関わらず、素敵なメッセージをいただき、嬉しくて感激しています。

本当にありがとうございました。

この時期になるといつも父のことを思い出します。

私の父は教師でした。

そして、定年を間近に控えた59歳という若さで突然に他界しました。

晩年はお酒に溺れていて、朝、お酒を飲んで学校に行くほどでした。

家族は飲酒による交通事故などで他人に迷惑をかけることを心配していましたが、最後はお風呂にゆったりと浸かったまま誰にも迷惑を掛けず、安らかな状態で亡くなりました。

まだ教え子がいたので涙で送ってもらえ、周りの先生にも惜しまれて、ある意味、一番良いタイミングでの死に方だったのかもしれません。

そして、私も残念ながら一年ごとに歳を重ねていくしかなく、あと2年で追いつくことになります。

子どもはまだ小さいので、少なくとも父の年齢を超えていかないといけません。

まあ、何かが起きなければまだまだ数十年は生きていけるとは思っていますが、いつか来る日のことは時々考えてしまいます。

なんのために生まれてきたのだろう。

自分は何がしたかったのだろう。

そして今どこまでできているだろう。

最後にはどんな気持ちでいられるだろう。

そう考えていくと、まだまだ全然、何もできていないことに愕然とさせられます。

焦っても仕方ありませんし、慌てる必要もありませんが、一つ一つ進んでいこうと思っています。

※写真は小学生の頃、自分からやりたいと始めた剣道教室に通う姿です。

 剣道は父も得意で父の知り合いがやっていた剣道教室に行きました。