不動産業界情報

リオ・ホールディングス 中川社長

リオ・ホールディングスロゴ

不動産業界の王道がここにあります。

今回は株式会社リオ・ホールディングスの中川智博社長にお話しを伺ってきました。

不動産業界の中にあって、まさに王道中の王道とも言えるビジネスで拡大を続けるリオグループ。

どんな思いでビジネスを立ち上げ、どうやってビジネスを展開していったのか伺ってきました。

リオ・ホールディングス中川社長

リオ・ホールディングス中川社長

平成元年にリクルートコスモス(現コスモスイニシア)に入社しました。
そして、財務経理部門に2年半在籍したのですが、バブル崩壊後にグループの管理会社である、コスモスライフ(現大和ライフネクスト)に転籍になり、そこで5年半の間サラリーマンをしていました。
この期間に法務や不動産管理を勉強できたのはとても大きな財産になりました。
その後、1996年末に会社を退社し、本格的に事業を開始しました。
 
当初はどんなビジネスから始めたのか伺ってみると、
最初から富裕層との顧問契約をしていこうと思っていました。
なんと、起業時から現在、この会社のメインの事業ドメインである富裕層の資産管理からスタートしたとのこと。
それまでの経験が生きたことと、金融機関とのパイプができたことが大きいですね。
特に当時の東海銀行からある企業再生の案件をいただき、その時の仕事ぶりや業務内容を評価いただいたことで銀行内からの紹介案件が広がり、その後、都市銀行の統合に合わせるように、三和銀行、三菱銀行、現在の東京三菱UFJ銀行とネットワークが広がるとともに、大きく事業を展開することができました。
さらにユニークなのは、通常、不動産会社や資産管理会社では税務申告や法務的な業務については、税理士や弁護士に依頼して業務を進めることが多いが、リオの場合は税理士事務所や弁護士事務所とグループを作り、まさにワンストップサービスができる状態にしてしまったことです。
こうすることで、お客様は一人の担当者に任せれば、後は全てリオグループが対応してくれます。
所有不動産の賃貸管理、建物管理、売却、購入、相続対策、税務申告、法務対応等。
また、富裕層の中でもリオグループが得意とする富裕層には特徴があると言います。
それは、忙しい富裕層の方と、リスクを取りたくない富裕層の方です。
忙しい富裕層の方の場合、不動産知識やご自身のネットワークもあり、自分の時間があれば資産管理等は出来てしまいますが、メインのビジネスや他のことが忙しくて、どこか信頼できる会社に任せてしまいたいというケースです。
また、リスクを取りたくない富裕層の方の場合、資産家の2代目や3代目の方で、資産を相続等により取得したものの、資産をしっかりと次の代にまで受継ぎたいので、信頼できる本当のプロに任せたいというケースです。
リオグループの場合、収益のベースになるのは、資産家からの顧問契約です。
保有資産規模に連動したコンサル料になりますので、資産家にとってもリオグループにとっても資産を増やすことがwin-winとなります。
また、賃貸運用においても安定的な収益を望む資産家が多いため、リオグループでサブリースをするケースも多いとか。
他の不動産会社からしたら、なんとも羨ましいビジネスモデルになっています。
それでは、逆に課題はなんでしょうか。
自立心の高いコンサルタントや税理士、弁護士といった専門家が多く、良い意味での独立やヘッドハンティング等により、優秀な人材の確保が常に課題になりますね。」とのこと。
また、それだけ優秀な人材のモチベーションは目標達成意欲なのでしょうか。
その辺りを伺ってみました。
実はうちの会社には目標がないんです。目標を設定してしまうと必ずセクショナリズムが生まれてしまいますから。
弊社のように横断的に業務をする場合にはセクショナリズムがあるとお客様に最適なサービスが提供しづらくなってしまうことがあります。
もちろん、給与水準は同業と比較すると高いと思いますが、歩合的なものは存在しません。
社員にとってはお客様に喜ばれること、そして高いスキルを身についていく成長実感がモチベーションに繋がっていると思います。
働きぶりについてはもちろん評価をきちんとして、ステージアップしていく仕組みを作っています。
不動産業界において、ある意味、オンリーワンのサービスを提供し、今後、さらに事業を拡大していくこの会社には注目しておく必要がありそうです。
リオ・ホールディングス中川社長と。

リオ・ホールディングス中川社長と。

あとがき。

実は中川社長は私の前職時代の後輩になります。

しっかりとしたビジネスモデルを構築していて大変参考になりました。

(文=不動産業界活用マガジン編集長 加納幸典)